☆初心者ポケモンカード道☆

2017年夏からポケモンカードに再燃した社会人のブログ。自由気ままな記事を量産するので情報価値は高くありませんが、よかったら見てやってください。

ダブルブレイズ カードリスト発表!! ムウマージ ペルシアンGXなどなど

 3月1日(金)発売の新弾“ダブルブレイズ”のカードリストが今朝発表されました。

 デッキを組んでみたくなる新しい趣きのテキストや、イラストが魅力的な再録カードなど、注目に値するカードがたくさん収録されています。いくつか見ていきましょう。

 

“やみのいし”関連

 先立って発表されていた、この“やみのいし”

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やみのいし

グッズ

 自分の場に「ムウマージ」「ドンカラス」「シャンデラ」「ギルガルド」(GXをふくむ)に進化できるポケモンがいるなら、その進化カードを、自分の山札から1枚選び、そのポケモンにのせて進化させる。そして山札を切る。(最初の自分の番や、出したばかりのポケモンにも使える。)

 

同時にドンカラスGXが発表され、使われ方が議論されていました。テキストにある「ムウマージ」についても、今回収録があるようです。

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ムウマージ

1進化ポケモン 超 HP110 弱点:悪 抵抗力:闘 にげる:1

【特性】ふしぎなことづけ

 自分の番に1回使えて、使ったなら、このポケモンをきぜつさせる。自分の手札が7枚になるように、山札を引く。

【ワザ】超無無 さいみんはどう 70

 相手のバトルポケモンをねむりにする。

 

 自分のきぜつと引き換えに、7枚になるまで引ける強力な特性を持つカード。これもまた、やみのいしのおかげで初手に起動が可能です。進化させた瞬間ではなく、任意のタイミングで特性をコールできるので、例えばこのムウマージを出してからマーシャドーやぶれかぶれ、その後手札を使い切ってから7枚ドローで圧倒的なハンド差をつけることも可能です。また、自分からきぜつしにいくということは、相手に無条件にサイド先行させることになりますから、前弾収録の「マチスの作戦」も初手から可能と言うことです。かなり強力でしょう。

 

 また、やみのいし関連でドンカラスGXの手札破壊が強力とのことでしたが、それをさらにバックアップするカードが出ました。

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ザクザクピッケル

グッズ

 相手の山札を上から3枚見て、その中から好きなカードを1枚選ぶ。残りのカードを山札にもどして切り、選んだカードを山札の上にもどす。

 

相手のトップドローを固定するカードは今まで「やまおとこ」が主流で、前回の記事でもそのように書きましたが、グッズで擬似的に同じ役割をこなすことができるようになりました。3枚も見れば

すぐハンドに来ても不要なカードが含まれていそうですから、回復不能な手札事故に追い込むことは十分可能そうです。かつて“超越グレイシア”なる凶悪デッキが流行りましたが、それに近しい動きもできてしまいます。

 

“サカキ”関連 

 先行発表で話題になったカードでこんなサポートもありました。

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サカキの追放

サポート

 ダメカンがのっていない自分のベンチポケモンを2匹まで選び、選んだポケモンと、ついているすべてのカードを、トラッシュする。

 

 サポート権を行使すること、また、対象に条件があることが懸念材料ではありますが、ベンチの不要牌をトラッシュに送って負け筋を消したり、ハンドに戻して特性を再利用したりするという戦略の幅が広がる面白いカードでした。第1世代のトレーナーたちの関連カードが続々と収録されているなか、このサカキもまた、関連カードをひっさげての収録となりました。

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サイドン

1進化ポケモン 闘 HP110 弱点:草 抵抗力:なし にげる:4

【ワザ】無無 ダーティワーク

 相手の山札を上から1枚トラッシュする。この番、手札から「サカキの追放」を出して使っていたなら、さらに4枚トラッシュする。

【ワザ】闘無無無 つのでつく 90

 

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ディグダ

たねポケモン 闘 HP50 弱点:草 抵抗力:なし にげる:1

【特性】ちかこうさく

 このポケモンが「サカキの追放」の効果でトラッシュされたとき、相手の山札を上から1枚トラッシュする。

【ワザ】闘 ひっかける 10

 

 サポート「サカキの追放」を使うことで、相手の山札削りが加速していくカード。LO(ライブラリーアウト:相手の山札切れで勝利すること)への新しいアプローチですね。サカキの部屋に穴を開けてしまい追放されるディグダが目に浮かびます。

 

 そしてサカキと言えばこのポケモンを忘れてはいけません。

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ペルシアンGX

1進化ポケモン 無 HP200 弱点:闘 抵抗力:なし にげる:2

【特性】キャットウォーク

 前の相手の番に、自分の「ポケモンGX・EX」がきぜつしていたなら、自分の番に1回使える。自分の山札にある好きなカードを2枚まで、手札に加える。そして山札を切る。この番、すでに別の「キャットウォーク」を使っていたなら、この特性は使えない。

【ワザ】無無無 ふくしゅう 10+

 自分のトラッシュにあるポケモンの枚数×20ダメージ追加。追加できるダメージはポケモン9枚ぶんまで。

【GX】無無無 スラッシュバックGX 150

 このポケモンをベンチポケモンと入れ替える。

 

 なんといっても特性「キャットウォーク」が強力なポケモン。中ワザも終盤になるほど力を発揮できるテキストで、デッキに粘りが生まれそう。無色なので様々なデッキに入っていけますし、同弾収録のトリプル加速エネルギーでいきなり最後の詰めが取れる可能性もあります。

 

 

 今回紹介したカードは一部になりますが、カードリストを眺めているだけでいろいろ考えたくなる魅力的なカードが他にもたくさんあります。炎タイプ強化以外も十分おなか一杯な感じです。新しい環境が楽しみですね!

CL千葉 大会レポート③ vsピカゼク戦

 

(②の続き。読まれていない方は下のリンクよりどうぞ)

 

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 初戦を勝った人とマッチアップされる2回戦。相手は雰囲気や使用プレマからしてかなりの熟練者っぽいお方。

 こちらの先攻で両者マリガンなく、開始。オープンされた相手のバトル場はピカチュウ&ゼクロムGX。

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 やった。これを倒しにここに来たのだ。やや手札が事故り気味ではあったが、なんとか突破したいところではある。

 こちらのバトル場はメタモン◇スタート。

 1戦目同様、後1で吹き飛ばされる恐れが十分にあったが、前にエネルギーを貼ってテテフ、リーリエ。ピカゼク相手にはカプテテフGXを封じておきたかったが、それだとゲームにならなさそうなので苦渋の決断。後ろリオルとイワンコまで展開して番を返す。

 

 後1。アサルトサンダーでも十分アウトだし、ピカゼクのままフルドライブもあり得る。ドキドキの待ち。相手はデンジで雷エネルギーとミステリートレジャーをサーチ。なるほど。案の定、雷エネをコストにレックウザを持ってきて即しっぷうどとうを起動。コケコ◇がサイド落ちしていたとしてもそのままいってしまう最近流行りのピカゼク+レック方式だ。

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 しかし、ここで相手にとっての事件が起こる。しっぷうどとうのトラッシュ2枚目がサンダーマウンテン◇だったのだ。なるほど。これは救われた。

 

 トラッシュからレックに雷エネルギーがつき、手貼りで前のピカゼクにもう一枚。多分これではワザを打てないはず。ネストでゼラオラGXが置かれますが、デスローグGXケアのためかそれ以上場を展開されることはなさそうだ。そのまま番を返してほしい。

 どうか……

「ピカゼクに“じゃくてんほけん”をつけます」うーん、シンプルながら刺さる対策カード。これだとワンパンできないではないか。

 

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 先2。ワザこそ打たれなかったが、なかなか厳しい。手札にはルカリオGXとエネルギー、そしてグズマがいたので、確かにルカリオで殴りにいけるが、そこで終わり。返しにフルドライブ打たれるのは間違いないだろう。それに、そこまでプレイすると手札が枯渇してしまうので、次のターンの動きが懸念される。ここはサイドを取っておくべき

だろう。

 よって、ルカリオGXを起動し、グズマで後ろのゼラオラGXを呼んで「はどうげき」ここでサイドを2枚先行する。

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 後2。ベンチにピカゼクを呼んでからデデチェンジ。結果、後ろにコケコ◇とエネルギーつけかえが揃ってしまい、グズマで後ろの新しいピカゼクとメタモン◇をぶつけられフルドライブ。後ろの弱点保険ピカゼクにエネルギー5枚がつき、こちらは一方でエネルギーのついていないイワンコとダメカンの乗っていないルカリオGX、その他もろもろのみ。

 

 何を前に出すか考える。「トラッシュ確認してもいですか?」と尋ねると、相手はさっと自分のトラッシュを握って、バトル場の間にマジシャンのようにカードを広げた。このあたりの手つきも慣れていそうだ。雷エネルギーが2枚。これでいくしかない。

 私はイワンコを前へ送り出した。

 

 先3。先ほどサイドから拾ったハチマキをイワンコにつける。そしてポケモン通信からアロベトを戻して黄昏ルガルガンGXを持ってきた。これもピカゼク対策の1枚だ。

「ルガルガンGXに進化させて、特性トワイライトアイを使います。雷エネルギー1枚落とします。」これで相手トラッシュはエネが3枚。ハチマキこみで120出せるから前のピカゼクなら弱点で落とせる。

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 エネルギーを貼って「ラジアルエッジGXを使います」黄昏の醍醐味。サイド3枚もらって、あと5-1。サイド差は大きいが、盤面は大きく相手方に傾いている。ワンチャンにかける。

 

 後3。無難にデッキを回され、ピカゼクに容赦なく6エネ目がついてタッグボルトGX。黄昏ルガルガンとテテフが飛んで一気に5-5。両者グズマゲーとなった。

 

 先4。毎ターンエネルギーを貼ってこれたが、初手に貼ったものはメタモン◇が持っていってしまい、こちらはエネルギー供給が間に合っていない状況。シロナでデッキを回し、後ろのイワンコをルガルガンに進化させてブラッティアイで相手のデデンネを呼ぶ。ルガルガンにエネルギーを貼って、はどうげき60で終了。次で負けなければワンチャン勝てる。

 

 後4。しかしそんなに甘くはなく。2回目のデデチェンジ経由でしっかりエレキパワー2枚使われてゲームセット。4ターンで合わせて11枚のサイドを取り合う激しいゲームでした。

 

 弱点保険はほとんど積まれていないというのが事前の感覚ではありましたが、どうやら誤りのようでした。ピカゼクが一定数以上いるのは間違いなく、そこに対するメタ包囲網が敷かれ、さらにそこへの対策として弱点保険は思ったより手軽なのです。

 一方で、こちらはというと、せっかくアロキュウも入っているのだからしっかりブロアーを積んでおけば何とでもなったわけですが、そこが構築の大きな欠陥でありました。そのせいでピカゼクに勝ちきれなくなるとすると、何ともコンセプトがぶれるデッキです。

 

 まぁこれは次回以降の大会の課題として、ともかく次の対戦に集中しようと思ったのでした。

 

(④につづく)

ダブルブレイズ ドンカラスGX やみのいし

3月1日(金)発売の新弾“ダブルブレイズ”について、続々と新カードの情報が挙がっています。今回はその中でも特に話題性の高い2枚を紹介します。

 

ドンカラスGX

1進化ポケモン 悪 HP210 弱点:雷 抵抗力:闘 にげる:2

【特性】よるのしはいしゃ

 このポケモンがバトル場にいるかぎり、相手は手札から「ポケモンのどうぐ」「特殊エネルギー」を出してつけられず「スタジアム」も出せない。

【ワザ】悪無無 フェザーストーム 90

 相手のベンチにいる「ポケモンGX・EX」2匹にも、それぞれ30ダメージ。(ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。)

【GX】無無 アンフェアGX

 相手の手札を見て、その中にあるカードを、2枚トラッシュする。

 

 迫力ある特徴的なフルイラストで登場したのはこのドンカラスGX。SMレギュで3種類目のドンカラスとなります。妨害性能のある特性に、GX相手には強いばらまき効果のワザ、そしてニコタマ起動のハンドトラッシュGX。面白い性能を持っていますね。このポケモンを深く考察するには、次に紹介する、今弾併せて収録の「やみのいし」に触れるのが必要不可欠です。

 

 

やみのいし

グッズ

 自分の場に「ムウマージ」「ドンカラス」「シャンデラ」「ギルガルド」(GXをふくむ)に進化できるポケモンがいるなら、その進化カードを、自分の山札から1枚選び、そのポケモンにのせて進化させる。そして山札を切る。(最初の自分の番や、出したばかりのポケモンにも使える。)

 

 たねポケモン進化補助。先1後1からこのドンカラスGXを場に出すことができます。グレイシアGXなどと同様、場にいることではたらく妨害能力持ちはとにかく初手から場にいることで一番の効果を発揮します。

 先攻1ターン目からこの「やみのいし」でドンカラスGXを前に出すことができれば、例えば相手はジラーチにエスケープボードが使えず、スタジアムを出すことができません。

 スタジアムを出せない、ということはそのまま自分のスタジアムの場持ちがよくなることを意味します。悪タイプには「ブラックマーケット」という強力なスタジアムがある他、自身の戦略上重要なスタジアムを長い間敷いていられるのは大きなメリットであります。

 

 後攻を握った場合は、初手からアンフェアGXで相手の手札を破壊することができます。手札破壊効果はどんなタイプのデッキにも一定のダメージがあるので汎用性が高いです。

 相手の手札がたくさんあるときはあらかじめマーシャドー「やぶれかぶれ」や「ジャッジマン」で4枚に落としておけばこのGXワザとの併用で2枚にまで落とし込めます。

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 サポート権を「マーズ」に残しておけば1枚にまで落とせます。相手のトップドローを「やまおとこ」で不要カードに固定しておくのもよいでしょう。

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 ともかく、序盤から相手の動きを止めるいやらしい効果を演出できます。ダメージこそなくても、擬似的なミラクルマジカルGXになり得ます。

 

 中ワザは前に90、最大で後ろにも30、30を与えられる強力なワザです。進化の起点となるたねポケモンを倒すには90というダメージがなかなか信用に足りること、GXワザとエネルギーが合っていること、それに非GXのドンカラス「レイブンクロー」とも相性が良いことなど、利点がたくさんあります。

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 1枚で様々考察させてくれる面白いカードです。軸としたデッキタイプも生まれてくることでしょう。個人的には進化元のヤミカラス同様、ビジュアル的に好きなポケモンでもあるので、ぜひデッキを組んで戦ってみたいです。

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CL千葉 参加レポート② シロナの行方

(①の続き。読まれていない方は下のリンクからぜひどうぞ)

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「6枚です」裏返して並べたカードを手元に戻して1枚ずつ見てみる。最初の1枚が無事にユニットエネルギーだった。

 ルカリオGXに手貼りして「はどうげき、進化時、弱点240で落とします」一気に盤面がこちらに傾いた。後ろにはせせらぎの丘から引っ張ってきたアローラロコンもいる。いけるぞ。

 

 2回目の相手ターン。ネストボールで後続のフェロマッシを立てる。その後「ポケギア3.0を使います」ナイトユニゾンにさえほとんど慣れていない私。初めて使われたグッズだ。

 「ブルーの探索を持ってきて、そのまま使います」今度はフルメタルウォールだ。なるほど、相手はこのままこちらサイド4枚の状態でフェロマッシを2体押し付けてくるゲーム運びだろう。こうなるとブルーの探索は使い放題である。相手の盤面はエネルギーのついていないフェローチェ&マッシブーンが2枚。「ブルーの探索とビーストリングを持ってきます」こうなるとすぐに準備されきってしまう。

 「ビーストリングを使います……前に草エネルギーを2枚。さらに手貼り」前が落ちる。「で、エレガントソール220できぜつですね。サイド2枚もらいます。」きっちりワンパンされてサイド残り4-4。

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 こちらの控えはイワンコとアロコン、そして最初のターンにユニットエネルギーを貼ったメタモン◇である。手札には基本闘エネルギーがある。これはもうぶつけていくしかない。

 

 「メタモン前で。では番もらいます。」先3。

 「ポケモン通信使います。ルカリオGXを戻して……アローラキュウコンGXを持ってきます。そのまま前のメタモンで進化させて、特性ふしぎなみちびき」

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いままさに欲しいグッズはないが、次以降のターンを考えてサーチする必要がある。「ハイパーボールとハチマキもってきます。」現状、ハイボで切れるカードがないハンドだが、これが丸いはず。

 「せせらぎの丘使います。対象は……イワンコで」リオルと迷ったが、多分こちらが正解だ。

 「前のアロキュウに闘エネルギー貼って、後ろのイワンコにハチマキつけて、リーリエ使います」これでハイボのコストができる。しかし、まだ使わない。

 リーリエで引いたネストボールを使ってゾロアを場に出す。手札にはゾロアークGXとニコタマを握っていた。これでベンチはアロコン、イワンコ、イワンコ、ゾロア。このターンでやることはあと一つ。

 「では、サブリメイションGXを使います」金属製GXマーカーを裏返す。「サイド3枚もらいます」残り1枚。ビーストリングターンも通過した。あと1枚取り切ればいいが、相手はフェロマッシしかぶつけてこないはずで、こちらの火力も考えると結構遠い1枚だ。

 

 後3。

 「ブルーの探索使います」先のターンで引っ張ってきた探索を再び。何が飛び出すか。相手は結構悩んでいた。

 「……マチスの作戦とまんたんのくすりを持ってきます」なるほど。これはきつそうだ。こちらの火力を考えるに、まずワンパンされることはないから1ターン凌いで、次のターンで大きく動いてくるはずだ。

 さらにネットボールで3体目のフェロマッシを出される。これでまんたん絡めて回されるとかなり苦しい。しかし相手はエネルギーを貼ることはできず、そのままターンが返ってくる。こちらにも猶予はありそうだ。何とか引き離したい。よし。あのカードが山札に残っていたはず。

 

 先4。

 「では行きます。ドロー。」やることは決まっている。

 「ゾロアをゾロアークGXに進化させます。ニコタマ貼ります。」攻撃の準備は整った。さらに相手を崩しに行く。

 「ハイパーボール使います。丘とアロベト切ります。」迷うまでもなく切れるコスト。山札をもう一度確認する。必要なカードが2枚。「……カプ・テテフGX持ってきてそのまま場に出してワンダータッチ。対象は……ジャッジマンで」理想の動きだった。

 

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 「では、そのままジャッジマン使います」今までは手元でトレーナーズを見せて使用していたが、このジャッジマンだけは、無意識にバトルポケモンの間にパチッと提示した。よくよく考えるとなかなか気障なジェスチャーだが、相手に干渉し、かつ決め手となりかねない状況に無意識にそうなってしまった。相手は明らかにがっくりときた様子で、シャッフルを始めた。

 「4枚です」「4枚です」こちらはとりひきである程度リカバリー。しっかりシロナを引いてきた。「前のアロキュウを逃がして、ゾロアーク前で。ライオットビート120です」こちらは次のターン意地でもハチマキを引きに行く所存だ。そのまま番返ってこい。

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 後4。ジャッジマンでどんな4枚が来たかは分からないが、前ターンの探索で整えたハンドよりは確実に状況が悪くなっているはずだ。

 「ポケギア3.0使います」グズマが一番面倒か。「……シロナを持ってきます。前に草エネルギー手貼りしてシロナ使います」リカバリーは果たせたか。しかし、この番そう動けないはず。良くてまんたんのくすりを引き直すぐらいだろう。

 その後、特に何も動くことなく、「ジェットパンチで。後ろアロコンに30で」と返ってくる。もうここで決着をつけたい。

 

 先5。

 対戦時間はまだ10分強残っている。トップはハチマキでない。手札のグッズを次々と場に落とす。もうアロコンはアロキュウになれないのが確定しているのに、ダンベルを装備させたりした。ムキになっているが、ここではそうあるべきだ。

 「シロナ使います」ここで引いておきたい。最悪、とりひきでまだ2枚触れる―――

 オープンした6枚の中に、そのカードは確かにあった。「ハチマキ引きました。」「あーーー」となって、ゲームセット。2回のシロナに救われ、初の初戦突破。なかなか嬉しい。

 

 負けた相手の“1敗目チケット”を受け取ってジャッジステーションに持っていくのが今回の勝敗管理システム。良い人だった対戦相手は「次も頑張ってください」と快く差し出してくれた。もう一度握手し、ジャッジステーションに。そのまま2回戦のコールを待った。

 

(③につづく)

 

結構長くなりそうです。これほど細かく覚えているのは初戦くらいではありますが。

CL千葉 参加レポート① ルガゾロルカリオで行きます!!

 昨日2月17日(日)、幕張メッセで開催された“チャンピオンズリーグ公認大会千葉”に本戦プレイヤーとして参加してきました。私としては2017年9月の横浜大会、2018年9月の東京大会ときて3度目の出場となります。

 

 途中、対戦や使用デッキと関係ないことも含めて様々だらだらと書きますが、最後までお付き合いいただけたら幸いです。

 

 朝、電車に乗っていけなくもない距離に住んでいるのですが、ドタバタしたくないという思いから、前日に会場隣接ホテルに前乗りしていました。そのときの様子はひとつ前の記事をお読みいただけると嬉しいです。

 

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 さてさて、一夜明け。

 当日の朝は7時過ぎに起床。近くに宿をとった利点を最大限生かしました。その後、軽く朝ごはんを食べて会場へ。Twitterで何となく察していましたが、会場はもうすでに限定品物販への長蛇の列が形成されていました。これまでのCL経験から、冷静に本選出場者の列を見極め、少しの待ち時間で入場。事前にメール配信された卓番号を探し着席します。8時10分ぐらいだったでしょうか。

 対戦相手はもうすでに着席していて、シャッフルを始めていました。私もそれに合わせて準備をします。

 

 今回使用したデッキはルガゾロルカリオでした。細いラインで妖アロキュウGXも採用していました。2019年に入ってから、まともに対人戦をする機会がほとんどなく、ともかく環境読みだけちゃんとやって突っ込んでみるかとなった今回のCL。前日のホテルでの試運転ではそこそこ良い感触だったので、これでいこうと決めました。練習不足感は否めないですが、仕方ないです。

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 ルカリオGX採用は言わずもがなピカゼクをワンパンするため。サナニンフについては特性チャームをかいくぐることができるのに救われることもあります。

 アタッカーが皆カウンターゲインに合うので、適当なタイミングでこれを持ってこれるようアローラキュウコンGXを1-1ラインで入れました。ウルネクやフェローチェ&マッシブーンなどのUB勢にサブリメイションGXをかませるという利点もあります(ウルネクはハチマキ込はくぎんのかぜでも落ちますね)。かつてのマッシルガン同様、せせらぎの丘とも相性が良いです。

 あとはジラサン相手にアブソル、さらに広げてアロベトを組み込みました。

 これでピカゼク・ウルネク・ジラサン3方向見たぞ、というコンセプトのデッキです。本当はソーナンスとフィールドブロアーも入れたいと前日になって思ったのですが、他のカードをあまり持ち込んでおらず、そういった構築の欠陥を抱えながらの参加となりました。

 

1回戦目。私はいまだかつてCLで初戦を勝ったことがないので、なんとか今回は1勝をもぎ取りたいところ。

 こちらはリオルスタート。バトルスタートの掛け声で飛び出したのはエナジー進化のイーブイ。なるほど。恐らくサンダースであろうが、まだ分からない。

 先攻をとったこちらはベンチにメタモン◇。運よくリーリエを握っているのでこれを使いたいが、手には1枚エネルギーを抱えている。セオリー通りこれを手貼りしてからリーリエを使いたいが、前のリオルと後ろのメタモン、どっちに貼ったらよいだろうか。

 例えばサンダーがいたとして、グズマを使ってきたら、後ろのメタモンが引きずり出されてエネルギーもろともやられてしまう。

 しかし、相手はグズマを使わなくとも前のイーブイをサンダースGXに進化させて、サンダーマウンテンを貼ればリオルをきぜつさせることができる。ルカリオを警戒しているのは間違いないだろうし、ブルーの探索も入っていることだろうから、恐らくきっと前のリオルを狙ってくるだろうと、後ろのメタモンにエネルギーを貼ってからリーリエを使用。悪くない出だしだ。

 再度展開し、手札にルカリオGXを握ったまま、番を終わる。後ろにもリオルを置いたが、サンダーマウンテンを貼られると初手からスピードランGX打ってこられてなかなか面倒なことになりそうだ。それに、こちらはさっきのリーリエでエネルギーを引いておらず、手札には握っていない。シロナがあるからこれにかけるしかない状況。相手の後1次第では盤面を制圧されかねない。

 相手のターン。

 しっかり前をサンダースGXに進化させてくるも、サンダーマウンテンは引き込めず。ネットボールでお約束のフェロマッシを後続に備え、エレキバレットで30を散らして終了。一安心である。しかし、次でこちらが進められるかは不確定要素だ。

 先2。

 トップドローはエネルギーでない。前のリオルをルカリオGXに進化させる。いきなりターニングポイントだ。「シロナを使います」これでエネルギーを引いてこないといけない。相手も状況を察していることだろう。シャッフルとカット。無言の駆け引き……

 

(②に続きます)以下のリンクでお進みください。

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CL千葉前夜祭

いよいよCL千葉大会前夜となりました。

私は幕張メッセ最寄りのホテル「アパホテル&リゾート東京ベイ幕張」に来ています。パソコンは持ち込んでいない(有料でレンタルできるそうですが)ので、スマホでの簡易記事になります。ご容赦ください。

 

様々な国際会議やイベントが催される幕張メッセですが、東京都心からはやや離れており、首都圏からでも意外とアクセスに時間がかかります。神奈川在住の私も、確かに始発近い電車に乗れば開会式に十分間に合うのですが、なかなかドタバタの朝になってしまいそうなので、現地に前乗りすることにしたのです。同じ考えの人、また遠方から来られる方もたくさんおられるはずなので1カ月くらい前から会場近くのホテルをリサーチし、予約しました。

そうTwitterで呟くと、あれやこれやと同じホテルを取っている人に声がけをいただき、「前日ホテルでめっちゃ調整できるやん!」と感激しておりました。実際的なアドはもちろんのこと、大会前に交流を広げられる機会を得たことにワクワクしました。

 

当日の今日は、昼間から足りないカードを秋葉原で買って、構築組み直して、ジムバトルハシゴして、、、と考えていましたが、秋葉原にはあまりに人が多く、ジムバトルは抽選ばかり。デュエルスペースも埋まりに埋まっていたので何もできずでした。

よって、もうとっとと現地入りしようと日比谷線に飛び乗り、京葉線に乗り換えて目指すは海浜幕張。

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海浜幕張駅前

 

テクテクと歩くこと数分。会場を左手に高い高いタワーが見えてきました。

 

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前夜のバトルツリー

アパホテル東京ベイ幕張

 

チェックインの時間を数時間早めたのですが、これが正解。ツインのそれなりに広い部屋で静かな環境の中、デッキの最終調整をし、フォロワーさん何組かと対戦することができました。

 

自分が入館した17時前くらいでは空いていたホテルも、夜20時を回るくらいになると人の多いこと多いこと。普段から幕張メッセで催事があるときは混雑するのでしょうが、きっと今日の宿泊客層は特徴的だったはず。なにせ、ロビーで少しボーっとしているだけで通り過ぎる人の口から「やぶれかぶれ」やら「そこはフルドライブ!」なんて言葉が聞こえてきます。大浴場でもしきりに環境予想の議論が聞こえてきたりと、シルフカンパニーもびっくりなくらい建物いっぱいのポケカプレイヤーでした。

ひょこひょこと挨拶に行かせていただいた方、部屋まで対戦に来ていただいた方、本当にありがとうございました。本編のCLがまだ始まっていない段階ですが、もうすでにお祭り気分です。

 

さぁ皆さん、デッキシートは書きましたか?ジャンケンの初手は決めましたか?物販隊は目星と作戦を決めましたか?

寝る前にこの記事を見てくれた人、朝の行列の待ちに見てくれた人、様々でしょうが、皆さん思い思いに大会を楽しみましょう!

【ダブルブレイズ】レシラム&リザードンGX / ボルケニオン / 溶接工 / 炎の結晶

 3月1日(金)発売の拡張パック“ダブルブレイズ”収録の新カード情報が、2月14日(木)未明に一部明らかとなりました。公式HPやYouTubeより先に、コロコロコミックでの発表だったようです。

 次の4枚が明らかとなっています。

 

 

 それぞれ見ていきましょう。

レシラム&リザードンGX

レシラム&リザードンGX

たねポケモン タッグチーム 炎 HP:270 弱点:水 抵抗力:なし にげる:3

【ワザ】炎無 げきりん 30+

 このポケモンにのっているダメカンの数×10ダメージを追加。

【ワザ】炎炎炎無 フレアストライク 230

 次の自分の番、このポケモンは「フレアストライク」が使えない。

【GX】炎炎炎+ ダブルブレイズGX 200+

 追加で炎エネルギーが3個ついているなら、100ダメージを追加。その場合、このワザのダメージは、相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない。

 

 本パックの看板となるレシラム&リザードンGX。どちらも人気の高いポケモンだけに、話題になっていました。タッグチームの中でも高めのHPと、シンプルな高火力が特徴的なポケモンです。230を持っていての6エネ300が必要かオーバーキルかはさておき、同時に収録される炎強化トレーナーズを併用すると思っていた以上に軽い動きができそうです。

 Twitterでは「期待していたよりも弱い」というようなツイートが目立っていましたが、どう運用されていくのか見ものであります。

 イラストはRRのもののみ世に出ていますが、2つの体躯が赤い炎と青い炎を吐いている構図はまさに“ダブルブレイズ”でカッコいい!!SRや特別イラストも気になるところ。

 

ボルケニオン

ボルケニオン

たねポケモン 炎 HP:120 弱点:水 抵抗力:なし にげる:2

【ワザ】フレアスターター

 自分の山札にある炎エネルギーを1枚、自分のポケモンにつける。そして山札を切る。後攻プレイヤーの最初の番に使ったなら、つけられる枚数は3枚までになり、自分のポケモンに好きなようにつけられる。

【ワザ】炎炎 こうねつばくは 50+

 自分の場に炎エネルギーが4個以上あるなら、50ダメージ追加。

 

 XYレギュでも、SMレギュで光っているほうでも、登場すると何かと力を持っているボルケニオン。これもまた例外ではありません。炎タイプといえば先攻カキによる圧倒的先攻優位なデッキが多かったですが、このボルケニオンにより後攻スタートも大幅に強化されそうです。山からの3枚加速は相当やばいですよね。現行の雷タイプもビックリなエネルギーエンジンです。これを複数枚搭載するだけで抜群に強いデッキが作れそうです。

 

溶接工

溶接工

サポーター

 自分の手札にある炎エネルギーを2枚まで、自分のポケモン1匹につける。その後、自分の山札を3枚引く。

 

 XYレギュで猛威を奮っていた驚異のエネルギー加速サポーター“鍛冶屋”

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それに引けを取らない大型職人が登場しました。その名も“溶接工”そんなキャラクター、ポケモンの世界観に存在しましたっけ?という感じですが、鍛冶屋の後であるポケカの世界では十分なじみます。またおかしい強さの奴が来たな、と。

 手札からではありますが、手貼り権を行使しない2枚加速。そしてさらに山札を3枚引けるという強力なおまけつきカード。これはなかなかのぶっ壊れっぷりです。タイムラインでは、単に3枚引くだけの“ハウ”がお蔵入りするネタが、発表後すぐに出回っていました。仕方のないことだと思います。

 手札に炎エネルギーを握っておく必要がありますが、これはそれほど困難ではありません。ご存知の通り、山から炎エネルギーを採掘してくる手段としての“火打石”がありますからね。

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 これにより、既存の炎タイプアタッカーが大幅に強化されます。マグカルゴGXやブースターGX、ズガドーンGXなんかがそうですね。特にブースターGXは1ターン目からエナジー進化により場に出せますから、手貼りと合わせて後攻1ターン目から190ダメージを出すことができます。ピカゼクもビックリの速攻火力ですね。

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 また、炎エネルギーを貼る対象は何も炎タイプと限定されていませんから、無色エネルギーで動くポケモンの加速にもつながります。ピカゼクメタとしてひっそり使われているイワークや、どうしてもエネルギー問題が付きまとっていたニドクインなどがその対象でしょう。

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 もうすでにこれほど夢のある使い方が議論できるくらい、可能性のあるサポートでした。

 

炎の結晶

炎の結晶

グッズ

 自分のトラッシュにある炎エネルギーを3枚、相手に見せてから、手札に加える。

 

 グッズからはこの“炎の結晶”が紹介されていました。炎エネルギーを3枚トラッシュから回収してくるカードです。先の“溶接工”で加速した炎エネルギーはだいたいワザ使用に伴いトラッシュに送られてしまいますよね。それをこの“炎の結晶”で拾えれば、またしても溶接工で加速が利きます。やばみが深いですね。他にも“ヒートファクトリー”やキュウコンの“きゅうびのいざない”などで何かとトラッシュに切られがちな炎エネルギーの供給を大きくサポートするカードです。

 

 新弾については以上4枚が発表されたのみですが、もう十分環境を揺るがしかねないレベルのカードたちです。雷強化に続く炎強化の時代到来と言ったところでしょうか。今後の発表にも期待しましょう。